【栽培だより】2026/07/22|生育状況と今後の出荷見通し

こんにちは、ベジグラフの平野です。

梅雨が落ち着いてから気温が一気に上がり、雨も少なくなったことで、作物の管理にこれまで以上に気を配る日が増えてきました。

2026年7月22日時点の近況レポートとして、今期の状況、栽培状況、リスクへの対応、今後2週間の予定をまとめます。

今期の状況

  • 7月上旬は梅雨の影響で雨が多く、圃場の状態が安定しませんでした。
  • 梅雨明け後は気温が急上昇し、日中に作物がしおれる日も見られました。
  • ウリハムシ、カメムシ、キスジノミハムシなど、複数の害虫を確認しています。

栽培状況

■ 作付

  • きゅうり:順次、ロットごとの切り替えを進めています。誘引方法を、支柱から上部吊り下げ式へ変更しました。
  • なす:着果は増えていますが、品種特性によるものか生育はゆっくりです。
  • オクラ:果実の肥大がやや遅いため、引き続き様子を見ます。
  • ブロッコリー:秋収穫分を播種しました。
  • キャベツ:秋収穫分を播種しました。
  • ズッキーニ:夏定植の試験を行っています。
  • モロヘイヤ:収穫中です。

■ 生育

  • ズッキーニ:活着は確認できたものの、暑さの影響か、その後の生育が止まっているように見えます。
  • きゅうり:モザイク病の症状が見られました。現時点では、生育や予定している収穫期間への影響は小さいと見込んでいるため、引き続き様子を見ます。
  • なす:今後も高温が続くと、受粉や花落ちに影響が出る可能性があるため、注意して観察します。
  • モロヘイヤ:6月に比べて気温が上がった影響か、葉色が良く、生育も旺盛です。

■ 管理

除草、防除、灌水など、細かな管理作業が増えています。作物ごとの状態だけでなく、圃場全体の状況を確認しながら管理を進めます。


リスクと対応(病害虫、天候、対策)

■ いま注意しているリスク

  1. 水分不足
  2. 直射日光や高温による株への影響
  3. 高温多湿による病害虫の発生

■ 対応

  • 気温が比較的低い早朝または夕方に灌水を行います。
  • 高温による株疲れを抑えるため、遮光ネットや白黒マルチを活用します。
  • 病害虫の初期段階で防除を行い、必要に応じて早めに農薬を散布します。

■ 影響の見通し

高温の影響により、ズッキーニの生育不振となすの着果不良の兆候が見られます。

生育の改善が難しい場合は、作物の状態を確認しながら、追加の対策を検討します。


次の2週間の予定

■ ざっくり作業予定

  • 播種:キャベツ、ブロッコリー、セロリ
  • 収穫:なす、きゅうり、モロヘイヤ
  • 追肥:なす、きゅうり
  • 管理:なすの除草、防除

■ 出荷の見通し

  • なす   :現時点では、傷や石ナスなどの影響は出ていません。安定した出荷を見込んでいます。
  • モロヘイヤ:葉色とツヤが良く、やわらかい葉を収穫できています。
  • きゅうり :水分管理に注意しながら、曲がりや変形が出ないよう管理を続けます。

写真

左上
きゅうりの仕立て方を、支柱から吊り下げ式に変更しました。

右上
水分状態が良いときは、ツヤのあるナスが収穫できています。このまま良い品質を維持できるよう、管理を続けます。

左下
モロヘイヤは、夏の暑さのなかでも元気に育っています。




〆の一言

夜になっても気温が下がりにくい日が続いています。

秋野菜に向けた播種も始まるため、苗の管理にも気を配りながら、慎重に進めていきます。

いつもご覧いただきありがとうございます。

次回(2026年07月末)は月次実績として、出荷実績と来月の供給見込みをまとめます。


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