こんにちは、ベジグラフの平野です。
5月に入り、日中は真夏のような暑さを感じる日が増えてきました。
作物の生育が一気に進む一方で、高温・乾燥・急な雨風への対応も重要な時期になっています。
2026/05/22時点の近況レポートとして、今期の状況・栽培状況・リスク対応・次の2週間の予定をまとめます。
今期の状況
- 5月としては暑さを感じる日が多く、畑全体の生育も一段と進んできました。
- これまで使用していた不織布トンネルでは、作物によっては内部の温度が上がりすぎる場面も出てきています。
今後は、寒冷紗や遮光ネットへの切り替えを進めながら、高温対策を行っていく予定です。
栽培状況
■ 作付
- ほうれん草:収穫が始まりました。次ロット以降も順次、播種・栽培を続けていきます。
- ズッキーニ第1ロット:最盛期を迎え、順調に収穫中です。株の状態を見ながら、栽培期間の延長も検討しています。
- ズッキーニ第2ロット:穫が始まりました。現在は小〜中サイズが中心です。
- ズッキーニ第3ロット:定植しました。しばらくは活着の様子を見ていきます。
- ネギ(夏扇パワー):土壌が非常に硬く、生育が不安定だったため、今回は栽培を断念しました。
- じゃがいも(キタアカリ):花が咲き、5月下旬ごろに天候を見ながら収穫予定です。
- ブロッコリー:枯れたわけではありませんが、生育停滞が見られたため、他の野菜の植え付け状況も考慮して栽培を中止しました。
- きゅうり:初期ロットは収穫が始まりました。以降のロットも順調に生育しています。
- なす:定植後に一時的な生育停滞が見られましたが、気温の上昇とともに成長が確認できています。
- いんげん:つるあり・つるなしの両方を栽培中です。つるあり種はつるが伸び始め、つるなし種は小さな莢がつき始めました。
- オクラ:直播栽培では発芽不良が見られたため、ポット播種に切り替えて育苗を始めています。
■ 生育
- ほうれん草:不織布トンネル内の温度上昇が気になってきたため、寒冷紗・遮光ネットを使った管理へ切り替えています。
今後は、遮光と灌水を組み合わせながら、安定した栽培を目指します。 - じゃがいも:土寄せを行いましたが、圃場の土が硬く作業性に課題が残りました。
来季以降は、マルチ栽培への切り替えも検討しています。 - ズッキーニ:1日ごとの生育が早く、収穫遅れが出やすい時期です。
取り遅れを防ぐため、こまめな収穫と摘果を続けています。葉かきも、株の状態を見ながら毎日2〜3枚程度を目安に行っています。 - きゅうり:順調に生育しています。
今後も、6節目までの芽かきや摘果を丁寧に行い、株に無理をさせない管理を意識していきます。 - いんげん:早めに株を安定させるため、支柱立てやネット張りを進めています。
■ 管理
夏野菜の、誘引・摘果・収穫作業が増えてきて作業量も増えてきているので効率的な導線や作業手順を意識しつつ良品の栽培を心がけていきます。
リスクと対応(病害虫、天候、対策)
■ いま注意しているリスク
- 病害虫の発生
- 気温上昇による株への負担
- 強風・豪雨による作物への影響
■ 対応
- 気温が上がるにつれて、虫の動きも活発になってきました。
害虫そのものの被害だけでなく、病気を媒介する可能性もあるため、早期発見と圃場周辺の環境整備を意識しています。 - 高温が続く日は株が疲れやすくなります。
朝の灌水、適切な資材の使用、追肥のタイミングを確認しながら、株に負担をかけすぎない管理を心がけます。 - これからの時期は、強風・無風・急な豪雨など、天候の変化も大きくなります。
天気予報をこまめに確認し、誘引の見直しや排水対策も進めていきます。
■ 影響の見通し
現時点では、大きな生育への悪影響は見られていません。
引き続き、圃場管理と栽培管理を丁寧に行っていきます
次の2週間の予定
■ ざっくり作業予定
- 播種:きゅうり
- 収穫:ほうれん草:段まき分から順次収穫中
ズッキーニ:収穫中
きゅうり :収穫・追肥作業
じゃがいも:下旬頃収穫予定 - 追肥:なす :追肥作業
- 管理:いんげん :支柱・ネット立て
■ 出荷の見通し
- ほうれん草:ほうれん草は、今後の栽培方針を見直しながら、遮光ネットや灌水チューブを活用した栽培を進めていく予定です。
周年栽培も視野に入れ、暑い時期の管理方法を試していきます。 - ズッキーニ:ズッキーニは、15〜20cmサイズを基本に、1日20パック以上の出荷を行っています。
1〜3本入りのパック販売など、販売形態も複数展開しています。 - きゅうり :きゅうりはまだ小さめですが、少しずつ出荷を始めています。
今後、株の生育が進むにつれて出荷量も増えていく見込みです。
写真



左上
きゅうりの実がつき始めました。
下段に着果した実では、先細り気味になるものも見られます。
右上
艶のあるズッキーニがまとまって収穫できています。
収穫量が増えてきており、うれしい忙しさが続いています。
現在、メルカリでの販売も行っています。
左下
一部の圃場では、非常に強い粘土質の土壌が見られます。
作業性や根張りへの影響も考えられるため、今後は堆肥や緑肥を活用した土壌改良も進めていきたいところです。
〆の一言
春から初夏にかけては昼夜の温度差があり、高温障害や病害虫にも注意が必要な時期です。
作物の様子をよく観察しながら、無理のない管理を続けていきます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
次回(2026年05月末)は月次実績として、出荷実績と来月の供給見込みをまとめます。
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